白紙ソート

悪循環

入社して1年になります。
やれることの少ない1年目にしては結構忙しい日が多かったように思えます。
先輩方はその何倍も作業をしていて
そのうち過労死するんじゃないかと心配になる人も多いです。

勤務先はギリギリの人数で複数のプロジェクトを動かしているので、
一人当たりの負担が大きく、残業や休日出勤が頻繁に起こります。
効率化が叫ばれる時代ですから、どこの会社もそうなんでしょうが、
社員としてはたまったものではないです。

忙しさに疲弊してか勤務先は退職者が多いようです。
社長が何かの時に優秀な人はすぐ辞めてしまうと言っていました。
おそらくは忙しさから脱出しようとした人を指しているのでしょう。
もともとがギリギリの人数ですから、一人でも辞められると
人手不足に拍車がかかり、それぞれの負担がさらに増します。
それによりさらに辞める人が増える悪循環に陥っている気がします。

会社側も手を拱いているばかりでなく、新卒採用を増やしてはいます。
ただ、教育担当者が多忙で十分な指導を行える状況にありません。
そしてプロジェクトの過熱とともに新人でも駆り出される状況が発生します。
能力的に未熟な面はどうしてもありますから残業や休日出勤になります。
成長願望の強い人にとってはチャンスかもしれませんが、
大半の人は強い負担を好みませんから、
数年もたず退職、転職してしまうと思います。
結局、一時的には解消してもすぐに人手不足の状態に逆戻りでしょう。

この悪循環を断ち切るためにはまず業務知識や仕事のやり方など
育成に力を注いで戦力を整えた方が良いと思います。
そのための時間を確保するために、思い切って1年ほど仕事量を半減するなど
会社の成長を短期的に犠牲にすることも必要ではないでしょうか。

魔の夕方

先週定時に帰るためのテクニックとして
定時に帰ると決めてしまうという方法を紹介しました。
時間が有限であると意識する事で集中できるというものです。

ただ実際やってみると、午前と昼休み後の時間なら集中できるのですが、
夕方ぐらいから疲れが出てきて集中できません。
定時に帰るという信念が疲れでどうでもよくなってくるのです。
休憩をとればいいのですが、雰囲気的になかなかとりづらいです。

この状態をどうやって解消すればいいでしょう。
人間は疲れていてもそれを楽しさなどの感情で
打ち消してしまえる唯一の動物だそうです。
(隠れ疲労といって、過労死の原因といわれています。)
ということは、どうしても定時に帰ってやりたいことがあるなら
その思いによって疲れを打ち消せると考えました。
疲れを麻痺させて強引に作業することに疑問はありますが、
疲れたままダラダラと夜まで残業して疲労を蓄積させるより
夕方にもう一度集中し、一気に疲れたあと早く帰って休む方が良いでしょう。

問題は時間を確保してまでどうしてもやりたいことがないということです。
(やりたいことはあるのですが、休日で十分時間が足りるのです。)
それを増やすところから始めないといけません。
「さて何をしようかな」と考えたところで
年始に「小説を書く」という目標を掲げていたことを思い出しました。
(もう4月なのにまだ1本も書いていませんね……)
明日からは早く帰って小説を書く時間を確保することにします。

定時退社のために

新年の目標に定時帰宅を目指すことを挙げたわけですが、
納期のある仕事で、しかも人手不足の会社ではなかなか難しい状況です。

それでも定時に帰るにはどうすればいいか考えていました。
そんなときに、立ち読みした本に早く仕事をするコツとして
「時間を決めて作業する」というようなことが書いてありました。
私は正直、時間に追われずマイペースでやりたいと思っていたので
時間を決めて作業することに抵抗を感じていました。
しかし、一刻も早く家に帰りたかったので思い切ってやってみました。
以下、私が現在試していることを書きます。

まず、「定時に帰る」と決めてしまいます。
そうなると、残業をしないという前提で行動を考えなければなりません。
そのために、何をどのくらいの時間でどこまでやればいいか計画を立てます。
すると、限られた時間内でこなさなければ帰れないと自覚できますから、
集中して作業することになります。
そうなれば時間当たりの効率が上がりますから、仕事が早く終わるはずです。

始めたばかりなので、未だ定時に帰れる回数は少ないですが、
時間内に仕上げることを意識するため、
時間を無駄にしまいと集中できたことは事実です。
また、残業してしまったときに、その理由を考え、
併せて改善を図ろうと思うようになりました。
さらに、短時間で集中するために充実感を味わえるというメリットもありました。

時間に追われるというのは、やはりストレスを感じますが、
実際にやってみるとその効果を感じられました。
今後も続けて毎日定時退社を目指したいと思います。

負の情報は売れますが

嫌韓が長引いていますね。
ネットや週刊誌では韓国側の攻撃的な言動を扱った記事を頻繁に見ます。
また、書籍でも韓国の負の側面に焦点を絞った本が売れています。

竹島上陸や反日活動などの韓国側の攻撃的な行動が報道されると、
それを知った人が恐怖や怒りを覚えることは当然のことです。
防御反応として相手の弱点となりうる情報を求めることも自然なことでしょう。
そして、報道側、言いかえれば情報を売る側がそのニーズに応え、
記事を書くことに何の問題もありません。

ただ、こうも頻繁に弱みや反日的言動に関する情報が出てくる現状を見ると、
儲けのためにとりあえず嫌韓という面が強くなっているように思えます。
いたずらに怒りや不安の感情を煽って、
それを解消するための情報を売るやり方は私は好きではありませんし、
間違いなく状況が悪い方へ進んでいくでしょう。

これを防ぐためには、攻撃的な意見に一も二もなく飛びつくことを止めて、
冷静な意見を選別していく必要があります。
私も週刊誌やネットニュースの見出しについ目がいってしまいますが、
冷静に中身を確認して、煽るだけの記事か判断していきたいと思います。

ヒーロー気分

金曜日のNHK番組「聞いてほしい 心の叫びを
~バス放火事件 被害者の34年~」を見ていて、
事件後に被害者の杉原美津子さんが犯人の境遇に同情したところ責められ、
被害者は加害者を憎むべきだと強制されたと語る場面がありました。

興味本位でニュースを見た人が言ったに違いありませんが、
被害者に対して言動を強制するという
理不尽なことをしたのはなぜかを考えてみました。

仮にその人を視聴者Aとしましょう。
事件の報道を見て、悪役と悲劇のヒロインという図式がAの中に作られます。
Aは悪役を懲らしめたいという正義感に駆られます。
そのために悪役に対して怒りや憎悪の言葉を投げつけ「戦い」ます。
そうしているうちに自分が正義のヒーローのように思えてきて、
「戦い」のたびに気分が高揚していきます。
そんなときに悪役に同情するような発言をヒロインにされては
「戦い」の大義が無くなってしまいます。
「正義の戦い」を邪魔されたくないAは
ヒロイン役に悪役を憎むことを強制してヒーローの状態を保とうと考えます。

以上はもちろん憶測に過ぎません。あるいは別の理由もあるでしょう。
ただ、「被害者は加害者を憎むべき」という
一見正しそうで非常に押しつけがましい言葉の裏には
このような自分勝手な欲望が隠れていると私は考えます。

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